ディプレッションからの大脱走

ディプレッションから逃げている男の日記です。でも、きっと生きていればいいことあるよ♪

われ思う。企業戦士の営業職が経験する理不尽について

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イナホです。

 

もうすぐサラリーマン生活が終わろうとしています。そこで、ちょっと振り返ってみようと思いました。

 

サラリーマンと言えば企業戦士、と言うともはや死語ですが、私もその端くれでしたし、大半の期間は営業職でした。

 

企業は売り上げが無ければ成り立ちません。そして、顧客の課題を自社の事業へ橋渡しする営業職は、世のほとんどの企業が重要な仕事と位置付けているものと思います。

 

でも営業職って、なんかうまくいかなかった場合に全部自分のせいにされたり、はっきり言って理不尽な思いをしなければならない場面に遭遇する可能性が、大変高い仕事だとも思います。

 

もちろん、どんな仕事にもプラスマイナスはあって、それでも営業職に向いている人はいます。

 

しかし私自身は、理不尽に遭遇すると「えっ!?なんでそうなるの?」みたいな感じで納得しないと気が済まないたちなので、正直営業職には向いていなかったのかなと思います。

 

自営業になったら自分で営業もしなければならないわけですが、今回は私が味わった、そしてよくありがちだと思われる、企業戦士(の端くれ)時代の理不尽をいくつか書きたいと思います。

 

 

全部自分のせいにされる

自分のミスが原因でのトラブルなどは、言うまでもなく自分のせいです。反省しなければなりません。

 

でも、中には自分のせいにされたら「俺のせいかよ!」と叫びたくなるようなこともありましたし、そういうことも多かった。

 

相手に問題があるのに

もし、仕事で以下のような依頼をメールで頂いたら、どうでしょうか?

 

〇〇はあのような形でお願いします。

また、あの件ですが、どうなりましたでしょうか。これは△△のように、□□の形を考えております。そしてそれは、前にお話しした通りに▲▲とは少し違う形で、でも〇〇と同様には考えておりません。

〇〇は出来るだけ急いでおりますが、■■の件が終わりましたら、この件を優先して対応をお願いしたいと思います。

■■は一度見させて頂きましたが、以前お話しました●●のようにはなっていないと思いますので、出来るだけシンプルに、でも△△に近い形を希望しています。

そして●●は、その過程でちょっと修正が必要となりましたので、■■のようにしていただきたいです。

 

よろしくお願いいたします。

 

うぇっ!

 

意味不明な怪文書レベルのメールです。

 

こうした依頼が来た場合にまずやることとしては、まず全精力を傾けてメールを読み込み、相手が言っていることを理解しようとすることに尽きます。そして、そのためのだけに、結構な時間を取られます。

 

この「理解しようとする」ことに手間取っていると、上司からは以下のように言われるのが関の山です。

 

上司

「わからないことは、先方に確認すれば済むことじゃないか。」

 

そこで私は思います。

 

私の心の中

 「いや、そんな簡単に言うけどな。そもそも相手が何を言ってるのかわからないのにいきなり何を質問したらいいんだよ。」

 

こういう、普段から意味不明なことをメールで送ってくる人って、送る自分の頭の中で完結していることをそのままメールに書いている感じで、「メールを送る目的=相手に伝えること」というのがスッポリ抜け落ちているように思えます。

 

よくわからなかったら訪問したりして詳しく聞いたりするのですが、またあとで意味不明な怪文書メールを何回も送りつけてきます。

 

そしてこういう相手とやり取りをしていると、よく起きがちなのが「相手の依頼を、相手が考えていた通りにやらなかったことによるトラブル」です。

 

上司

「お前が顧客の要望をきちんと握っていないからだ。反省しろ。」

 

頑張って、残業してまで時間をかけて相手の言うことを理解しようとして頑張ったのに、お前が悪いんだと責められます。

  

こっちの都合でできなかったのに

今度は、社内事情によるものです。

 

繁忙期で2ヵ月間ほど、自分の関わる仕事の部署の全員が、ほぼ毎日深夜残業が発生するほどに仕事を抱えてしまっている状況です。

 

そこで、営業としてはその間、顧客から更なる依頼が来ても、「作業が詰まっていまして、通常より少しお時間を頂き〇月〇日に完了予定となることをご容赦頂きたく思います。申し訳ございません」というようなことを、平身低頭しながら説明しなければなりません。

 

すると顧客はどうするか。

 

「他の会社さんでできることは、そこにも依頼しよう」となります。まぁ、まっとうな判断です。自分たちのスケジュールもありますし。

 

さて、繁忙期がやっと終わりました。やっと社内にも余裕ができたところで、顧客からは以下のように言われました。

 

顧客

「〇〇をやってもらおうと思ったんだけど、ちょっと御社にお願いすることできそうになかったから、他社さんにやってもらったんだ」

 

早い話が、失注です。

 

そして、その他社さんにお願いした〇〇の仕事に関係する別の仕事を、今度は自社に依頼されるわけです。

 

さあ、そこで上司の登場です。

 

上司

「そもそもなんで〇〇の話は、うちに相談が来なかったんだ。お前が顧客と関係を築いていれば、こんなことは起こらなかったはずだ。しっかりやれ。」

 

そこで私は思います。

 

私の心の中

「おいちょっと待てよ。あの時うちで仕事を受けたって、出来っこなかったじゃないか。むしろ断る手間が省けたくらいだったじゃないか。」

 

後になってみれば、なんとでも言えるが故に、責められます。

 

下っ端は拒否権がない

どんな人でも、苦手な相手、合わない相手っているでしょう。それは仕事上の顧客相手であったとしても、同様です。

 

でも会社人間であれば、仕事だと割り切って、ストレスを溜めながらも何とかやっていこうとするでしょう。

 

また上司も、普段こんなことを言っているわけです。

 

上司

「これは仕事である。自分が客を好きか嫌いかは関係ない。客の要望に応えられるか否かだ。」

 

しかしある時、別のエピソードを耳にしました。

 

社長が、どうしても合わない客がいて、「俺はもう二度とこいつには会わない」と言い仕事を丸投げした、というお話でした。

 

えっ!?

 

客の好き嫌いは関係ないんじゃないの?

 

上司が言っていることと矛盾してない?

 

下っ端は拒否権はないけど、偉いほど拒否権があるということでしょうか。少なくとも、私はそういう風に理解しました。

 

ストレスで体が拒否反応を起こすほどに「どうしても合わない人」に仕事上で会ったとしても、下っ端は拒否権なく付き合い続けなければならないわけです。

 

行きたくもないイベントに参加させられる

営業では、顧客が主催したり、参加するイベントに行かざるを得なくなるのは、よくあることだと思います。

 

展示会や交流会などはよくあることでしょう。そして、参加して営業として話のタネを見つけたり、一緒に商談する、新製品の勉強のためなど、自社とのつながりの点で参加意義もあろうかと思います。

 

でも、こんなこともあります。

 

ある時、私は上司からこう言われました。

 

上司

「今度の日曜日、取引先主催の学生ダンスフェスティバルがあるから、見に行ってこい。なんでも、できるだけ盛大にやりたいと、社長を通じて話があった。それに、先方の担当者とのネタにもなるからな。」

 

いや、私はダンスを否定しているわけではないです。その分野で頑張っている人、すごい人もいると思いますし、そういう人たちを応援します。

 

でも、私自身が興味があるかと言われたら「ない」ですし、興味ないのに強制されて見に行くようなものではないでしょう。

 

ただ私は、単純に知的好奇心で、もともと興味が無くてもそういうイベントに行くことはあります。見てみたら「以外に面白かった」なんて興味を持つことがほとんどですが、自発的にいかないと絶対にそういう気持ちは芽生えません。

 

私の心の中

「なんで日曜日にサクラになりに行かなければならないんだ?顧客の広報活動ボランティアまで俺の仕事なのか?」

 

思ったことは胸にしまって、私は何とか理由をつけて参加を拒否しましたが、企業戦士の営業職は休みの時間を削ってまで顧客に奉公しなければいけないのが、当たり前みたいです。

 

 

私は向いていないにもかかわらず、企業で営業職をやっていてよかったと思うこともありますが、たぶんこうした理不尽的なのって、結構な人が経験しているんではないでしょうか。

 

これが万国の営業職にありがちなのか、はたまた日本固有の文化なのかは、機会があれば文献などで調べてみたいです。